しんこ団子発祥の地
これは、元中3年(1368年)の話 伊集院島津家の出身で、島津菩堤寺福昌寺の住職、後伊集院妙円寺の住僧である石屋真梁(せきおくしんりょう)は、深固院を建て住民を教化していた。そんな時、大飢饉に見舞われてしまい住民は飢に苦しんだ。 石屋は落穂を拾い、籾を粉にして餅をつき、醤油をかけて焼いたものを皆に食べさせた。すると1人の住民が、 「こやなんちゅうもんごわすか」と尋ねてきた。返答に困った石屋は咄嗟に 「これはしんこだごというもんじゃ」と答えた。それに人々は感心した。 ……という事があり、鹿児島で