【天得院】東福寺塔頭寺院で咲きそろう桔梗
京都東山にある東福寺には多くの塔頭寺院があります。 その中の1つ・天得院は桔梗の寺として知られ、毎年6月下旬から7月中旬ごろまで特別拝観が行われます。 杉苔が美しい枯山水庭園には、紫や白の桔梗が凛とした姿で咲きそろっています。 天得院は、南北朝時代の正平年間(1346~1370)に、東福寺第30世住持・無夢一清(むむいっせい)が開創した寺院で、東福寺五塔頭として栄えたそうです。 東福寺第227世・文英清韓(ぶんえいせいかん)が住持となった安土桃山時代のことです。 清韓が豊臣秀頼の依頼により、方広