禅寺・建仁寺の境内を歩く
祇園にある建仁寺は、京都で最古の禅寺です。 境内は中国の百丈山にならい、勅使門・三門・法堂・方丈の伽藍が一直線に並ぶ造りをしています。 ふだんはなかなか一つずつ見て歩くことはありませんが、今回はじっくりとまわってみました。 写真の建物は浴室。 禅寺では浴室が修行の場として備わっています。浴室があるのはしっかりとした禅寺の証で、食堂と禅堂に並び浴室は、無言の場なのだそうです。 建仁寺の中にある小さな祠「楽神廟(楽大明神)」。「明星殿」とも呼ばれます。栄西禅師の母が栄西を身ごもった時の逸話に由来する