金閣・銀閣に続く 幻の“銅閣寺”
金閣寺(鹿苑寺)・銀閣寺(慈照寺)は京都を代表する観光スポットですが、京都には「銅閣」もあるのをご存知でしょうか。 京都人でもあまり知る人のいない「銅閣」は、京都市東山区祇園町の大雲院の中にあります。 大雲院は、織田信長・信忠親子の菩提を弔うため、1587年に創建された浄土宗の寺院です。 1928年(昭和3年)、実業家の大倉喜八郎が大雲院の境内に金閣、銀閣に次ぐ銅閣として作らせたのが「祇園閣」(国登録有形文化財)です。 高さは36メートル、祇園祭の鉾をモチーフとしています。 閣上からは周囲の眺望