明治の「たばこ王」が建てた迎賓館
京都市東山区の「長楽館」(ちょうらくかん)は、村井吉兵衛が1909年(明治42年)に建てた別邸です。 村井吉兵衛は明治時代に活躍した京都生まれの実業家で、日本で最初に紙巻きタバコを製造販売し、「たばこ王」と呼ばれました。 長楽館はジェームズ・ガーディナー設計の洋風建築で、京都市の指定有形文化財です。命名は伊藤博文だそうな。 現在はカフェ・レストラン・ショップのほか、ウエディングやオーベルジュホテルとして利用されています。 建物が重厚で立派すぎて、自分のような貧乏人の庶民には少し入りづらい… 普段