祇園よりも古い花街・上七軒
上七軒は、北野天満宮の東門から続くお茶屋街です。 北野天満宮の本殿を再建したときに、余った木材でお茶屋を七軒建てたことが上七軒の名前の由来だそう。 東門を出ると石碑が立っています。 上七軒を歩いていると目に入るのが、団子がくるっと一周したような模様の提灯。 古い町屋の軒下に提灯が揺れて、とても花街らしい雰囲気です。 団子の模様は、豊臣秀吉が北野天満宮で大茶会を開いた際、七軒茶屋で出されたみたらし団子が気に入り、七軒茶屋にみたらし団子を売る特権を与えたことに由来するそうです。 特権の証なのですね。