東本願寺と言えば京都駅から近く、多くの方が足を運ばれるでしょう。
そんな東本願寺も貴重な建物が多くあります。

まずは公式より境内図から。
広い境内ですが、普段は入れない建物が多いのです。
今回はいつでも入れるところをご紹介します。

多くの方が出入りする「御影堂門(ごえいどうもん)」。
そこから入ってすぐにある、重要文化財にも指定されている「手水屋形(ちょうずやかた)」。
え?工事中?

調べてみると、東本願寺では順番に建物の修復工事が行われており、こちらのが最後のようです。

手水屋形の工事は2024年7月から始まり、2025年3月が完了予定です。
ん~残念。

では気を取り直して「阿弥陀堂(あみだどう)」から。
こちらも重要文化財です。
中の様子は・・・
阿弥陀如来の他、数多くの仏様が祀られています。

隣には「御影堂(ごえいどう」。
世界最大級の木造建築物で、こちらも重要文化財に指定されています。
中の様子は・・・
こちらの方が参拝者が多かったですね。

親鸞聖人(しんらんしょうにん)」の「御真影(ごしんねい)」が祀られています。
御真影とは写真や肖像画の事をいいます。

外には「鐘楼」。
こちらも重要文化財です。

直ぐ近くには初代の鐘楼である「梵鐘」。
御影堂が建てられた際に作られた鐘です。
現在は真宗大谷派宗宝(このお寺の宝)として大切にされています。

あと境内には「同朋会館(どうほうかいかん)」。
こちらは宿泊施設ですが、一般の方は泊まれません。
修業のために来られた方が滞在される施設となっています。

メインの建物はほとんどが重要文化財に指定されています。
近くで見ると大きくて豪華ですので、京都に来られた際には是非!


よければこちらもご覧ください。
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東本願寺
住所:京都府京都市下京区烏丸通七条上る
参拝時間:3月~10月 5:50~17:30
     11月~2月 6:20~16:30
拝観料:一部有料
その他:お車でお越しの方はお問い合わせください。