以前、西本願寺を書いた際にも数多くの門がありましたが、東本願寺も多くの貴重な門があります。
境内について書いた際に、数年にわたって改装工事が行われていることは言いましたが、門などはすでに工事が終わっています。
美しくなった姿をご紹介しましょう。
まずは改めて境内図。

京都駅から行った時、一番近い門が「阿弥陀堂門」です。

ゴージャスさでは一番ではないでしょうか。
金が多く使われています。
中からも見てみましょう。

扉の模様も見えて更に豪華さが増します。
こちらは重要文化財に指定されています。
その北側には「御影堂門(ごえいどうもん)」

前回、御影堂は世界最大の木造建築と書きましたが、門もとんでもなく大きいのです。
写真に収めるのに必死になりました。
中からも見てみましょう。

人がちっちゃい・・・
実物を見ると、謎にラスボス感があります。
もちろんこちらも重要文化財です。
そしてその北側には・・・

派手さでは一番の「菊門」です。
こちらは今回の修復工事対象ではなかったようで、年季を感じます。
それでも緑色が綺麗で、手直ししたら凄いだろうと思いました。
もちろんこちらも重要文化財に指定されています。
更にその北側には・・・

「玄関門」、こちらも重要文化財です。
先ほどの菊門と同様、普段は開いていません。
東本願寺の敷地の北側、花屋町通りにも門があります。
通りの反対側に「しんらん交流館」という、浄土真宗の教えに関する色々な情報を発信している建物があるのですが、その向かい。

「寺務所門」です。
宗務所や駐車スペースに近い門ですが、こちらも重要文化財です。
更に西にも・・・

「内事門」です。
【東本願寺・見どころ】歴史を感じられる展示物、少し怖いものも
東本願寺
住所:京都府京都市下京区烏丸通七条上る
参拝時間:3月~10月 5:50~17:30
11月~2月 6:20~16:30
拝観料:一部有料
その他:お車でお越しの方はお問い合わせください。
普段は入れない建物に近い入り口となります。
こちらも重要文化財です。
・・・何回、重要文化財って書いた?
全ての門が指定されているという、これも珍しくないですか?
境内だけでなく、ちょっと外をグルっと周ってみるのもどうでしょうか。
よければこちらもご覧ください。
【東本願寺・境内(主要な建物)】重要文化財だらけの境内、世界一の建物も【東本願寺・見どころ】歴史を感じられる展示物、少し怖いものも
住所:京都府京都市下京区烏丸通七条上る
参拝時間:3月~10月 5:50~17:30
11月~2月 6:20~16:30
拝観料:一部有料
その他:お車でお越しの方はお問い合わせください。