鹿島市が管理する、有明海の干潟と生き物の施設「干潟交流館 なな海」。道の駅 鹿島の隣にあるこちらの施設では、さまざまな生き物や資料、そして干潟を眺められる展望スポットがあります。

干潟の季節は体験などもでき、その受付場所としても機能しています。現在は潮の満ち引きの関係もあり、体験はできませんが…それでも楽しい設備がいっぱい!

階段を上るとデッキスペースが。ここから海(干潟)を広く見渡せます。このあたりといえば干潟のイメージが強いですが、海いっぱいのこの景色もまた良い。

入ってすぐのところに、ふれあいスペース。貝はみな、身を隠し寝ているようでしたが…手にのせるともぞもぞと動き出し、中から足がひょろひょろと出てきたり。

その後ろには…有明海のマスコット的存在、ムツゴロウが。目だけ水面から出していて、何だか目が合ったような…気がする。これと比べて一回りサイズが小さいのが、トビハゼ。そのほかシオマネキ(カニ)も優雅に横歩きしていました♪

奥に進むと資料コーナーや、大きなガラス張りの窓からもまた海が見えます。

干潟の時期はムツゴロウやカニのほか、渡り鳥の姿も。望遠鏡でその姿を見られるそうです。天気が良いと、景色だけでも気持ちが良いです。

そして、ミニ水族館も!

各水槽に、海の生き物たちが。有明海に生息しているものをメインに、魚、エイ、クラゲなど。水槽やライトの雰囲気から、本当に水族館に来たような気持ちになります。

1つ1つ、可愛らしい案内もついていて、読むのも楽しい♪道の駅で売っている、食べられるお魚もいたり…!

鹿島市以外の、県内から来ている方が多い…と思いきや、県外からのお客さんも同じくらい多いようです。カニ料理で有名な太良や温泉地、嬉野に近いこともアリ、旅行中に寄られる方もたくさんいるようです。子どもたちもかなり喜んで、しっかり触れて学んで楽しんでいました。休憩がてら寄るにもちょうど良い規模です。これが無料とはすごい!
【干潟交流館 なな海】
場所:佐賀県鹿島市音成甲4427‐5
開館時間:(5月~10月)9:00~18:00
(11~4月)9:00~17:00
休館日:月曜日