御所の西、烏丸通沿いにある「いのしし神社」として有名な「護王神社(ごおうじんじゃ)」です。

足腰の不調にご利益があると人気の神社で、長寿・健康・足腰のケガの治癒だけでなく、陸上やサッカーなどのスポーツ守護としても人気があります。
境内には多くの猪の置物があり、厳ついものから可愛いものまで様々です。
亥年の時には特に多くの方が初詣に来られます。

では、まずは境内図。
境内は車いすでも参拝しやすいように配慮されています。
さすが足腰にご利益のある神社です。

面白い神社なのですが、表門から印象的です。
一番人気の「足腰御守」が堂々とぶら下がっています。

正面にある石柱の丸いものは動くようになっていて、たぶん回すと良いんやろうなぁと思ってコロコロしておきました。

実は私事ですが、2年ほど前に雪道で転んで背骨を折りまして・・・
未だに調子が悪いと違和感があるのです。

というわけで特に深くお詣りしてきました。
こちらは狛犬ではなく「狛猪」です。
この奥に本殿があります。
と思いきや「中門」です。
本殿は見えませんでしたが、ここから参拝します。

こちらの左隣には・・・
足腰守神」です。
反対の右側には・・・
足腰祈願」、上に乗って拝むと良いそうです。
しっかりと乗らせて頂きました。

これの右側には・・・
霊猪(れいちょ)の手水舎」です。

近づくとセンサーで口から水が出ます。
表門を入ってすぐにも手水舎はあるのですが、なぜかこちらにもあります。

壁には祈願書かな?たくさん貼ってありました。

ところで何でこちらには猪が祀られているのか・・・

こちらの主祭神である「和気清麻呂公命(わけのきよまろこうのみこと)
が勢力争いの際、「弓削道鏡(ゆげのどうきょう)」という高僧によって足の腱を斬られ九州の山奥に流刑されました。

何とか足を引きずりつつも戻ろうとしますが、刺客に襲われます。
その時、突然山から300頭もの猪が現れ助けてくれました。
更に道案内もしてくれたそうです。

逃れた後、不思議と足が治ったそうで、感謝の意を込めてこの神社が建てられたと言います。

そんなありがたい神社でお守りを買いました。
様々な形や色がありますが、私は根付の付いた足腰御守護」にしました。
小ぶりのサイズでキーホルダーにもぴったりです。

偶然かもしれませんが、これを頂いてから背骨の不調がほとんどなくなりました。

スムーズに歩けるって幸せ!


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護王神社
住所:京都府京都市上京区烏丸通下長者町下ル桜鶴圓町385
参拝時間:6:00~21:00 (社務所は9:30~16:30)
拝観料:無料
その他:駐車場は境内南外側と北外側にあり