護王神社は他にも気になるものがあります。

まずは境内の外にある石碑。
北東角にある「座立亥串(くらたていぐし)」です。

座立亥串は願掛けの際に用いる串で、境内に多く祀られています。
これはそのオブジェです。

そして護王神社と言えば猪ですが、特に多く集まっているのが・・・
境内の南西角あたり、多くの絵馬と一緒に飾られています。

そして本殿の北側には有名な・・・
日本国歌「君が代」にも出てくる「さざれ石」です。

実は京都の神社には他にもさざれ石を祀っているところが多く、歌詞にあるさざれ石はここの物では無いとも言われています。

このさざれ石の右後ろ辺りになりますが、こんな祠も。
警察消防招魂社」です。

国民や国家に貢献した英霊を祀っています。
こちら、元々は京都府庁舎にあったらしいのですが、昭和21年に移築されたそうです。

そして京都所縁の人物も。
御霊殿・久邇宮家(くにのみやけ)」の祠です。

昭和39年に旧久邇宮邸(東京)から移築されたそうです。
おそらく久邇宮家は京都出身だからだと思われます。

他にも。
多くの神社に祀られている「祖霊社」。

そして、わざわざ紀伊半島まで行かなくてもよいと言われている・・・
伊勢神宮遥拝所」です。

伊勢神宮に行かずとも参拝できるそうで、他にも遥拝所を置いている神社はあり、伊勢に向かって拝むように位置づけられています。

しかしこちらは何故か伊勢の方向には向いていません。
御所の方に向いているので、何か意味があるのかもしれませんね。



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【護王神社・境内】いのしし神社として人気、足腰にご利益のある神様がおられる



護王神社
住所:京都府京都市上京区烏丸通下長者町下ル桜鶴圓町385
参拝時間:6:00~21:00 (社務所は9:30~16:30)
拝観料:無料
その他:駐車場は境内南外と境内北外にあり