佐賀で家具といえば、もちろん諸富町。そしてそこからすぐの橋を渡ると、、、福岡県大川市。このエリア、橋で区切られてはいるものの、同じく家具の一大産地なのです。全国的に見ると、“大川家具”の方が聞き馴染みがあるかも。
大川家具といえば、「関家具」と会社はご存じでしょうか。国道208号を挟み、左右に店舗が並んでいます。奥の9階建てのビルが本社。中の販売スペースでは自社ブランドや国産メーカーをおもに取り扱っています。その手前、向かいに8つもの建物が並び、コンセプトやターゲットを分けて商品を展示・販売しています。
例えばこちらは「CRASH GATE本店」。全国展開しているインテリアショップで、家具に合わせて選べるおしゃれなインテリア雑貨が豊富に揃っています。全国で16店舗展開していますが、大川店が旗艦店となります。ちなみにここ、昨年9月にリニューアル。中には新たにカフェをつくり、買い物中の休憩スポットとしても機能しています。
都会的な雰囲気で、さすがインテリアショップ内!1つ1つの装飾がおしゃれで、ゆっくり休みつつも「あ、こういうの欲しい」と気づきもありそうな造り。カフェ利用目的のお客さんも多そうです。
こちらは、7号館。ベッドなど寝室周りの家具が揃う店舗。
5号館「nora」は、北欧テイストなどカジュアルで温かみのある家具が多く並びます。こちらも自社ブランド。この館の奥に事務所があり、購入手続きなどを行います。筆者も自宅のソファ、ダイニングテーブル、子どものキッズチェアは関家具で購入し、今も使っています。地場大手メーカーという安心感も大きい。
そろそろ検討すべき…学習机。こちらはわりと、昔ながらの造りが多く感じました。広めのテーブルに棚付き、右下にロール式の引き出しがあるのも、昔と変わらず。さらっと見つつ、とりあえず保留。
お値段はさまざま。国産やメーカーなどにこだわるとその分、価格はあがりますが、とにかくさまざま需要に沿った商品が並んでいるのもポイント。「どのくらいの値段で、どんなデザインを買うか迷っている」と、悩んでいる段階で行くにもおすすめのスポットです。
創業以来、売上高はほぼ右肩上がり。筆者が何かで見た限りでは、53期連続…だったこともあるそうな。家具卸企業として日本一と言われています。職人として、メーカーとして、販売店として…さまざまな視点から作り上げられた、ここだけでもいわば1つの“家具の街”。家全体のイメージを作りやすいため、マイホーム建設中の方にもおすすめです♪
【関家具 大川本店】