京都の鴨川にかかる橋には、さまざまな歴史があります。なかでも三条大橋は史跡の多い場所です。
橋のたもとにはいろいろな説明書きが。こちらは「高札場」。何かお触れがあると、この辺りに掲げられたようですね。
西側から二つ目の擬宝珠には、池田屋騒動のときについた刀傷と言われる傷があるので、要注目です。
東側には、駅伝発祥の地という石碑も立っています。 日本で最初の駅伝は、大正6年に開催された「東海道駅伝徒歩競争」なのだそう。三条大橋から東京・上野の不忍池辺りまでがコースだったそうで、すごい距離ですね。
混雑するシーズンは、橋の上で立ち止まるのが難しいかもしれませんが、ゆっくり観察してみるとさまざまな見どころがあるスポットです。

三条大橋の場所