大山蕎麦 八郷の里
レストラン 鳥取県西伯郡伯耆町福岡原135   [地図]
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マキノ
2024-06-04 22:17
「大山蕎麦 八郷の里」まるで日本昔話の世界!古民家で味わう絶品大山そばVol.1
グルメ・お店 鳥取県・大山蕎麦八郷の里
グルメ・お店 鳥取県 大山蕎麦八郷の里
大山の麓で作られた蕎麦の実を利用したご当地グルメ「大山そば」の歴史は古く、約800年前に大山寺の高層によって広められたと言われています。

以来、800年経った現在でも、大山のあちこちでそばが栽培され美味しい大山そばが食べられます。
そんな大山の澄んだ空気と大山そばを堪能できるお店の一つが「大山蕎麦 八郷の里(やごうのさと)」です。


「大山蕎麦 八郷の里」は10年ほど前に開店した蕎麦屋さんですが、割と地元人より県外者の方に知られています。それは大山中腹に建つ当時のロイヤルホテルに泊まった県外の人達が、近隣で美味しいご当地グルメが食べられる場所をスタッフに尋ねると、ここ「大山蕎麦 八郷の里」を紹介されることがよくあったからだそうです。

それで地元の人に言わせるといつも県外のお客さんが多く、私の周りでもここ「大山蕎麦 八郷の里」に行ったことがある人は1人だけでした。
大山ハム直売所「テラスザダイセン」やそのお隣の「植田正治記念館」の近く伯耆町(ほうきちょう)にある「大山蕎麦 八郷の里」ですが、田畑の中を進むので初めて行くときはわかりにくいです。
それでも素朴な手作りの道標が2ヶ所にあって助けられました。この道標の右の奥に見えているのが「大山蕎麦 八郷の里」です。
「大山蕎麦 八郷の里」の特徴の1つは、営業時間の短さです。
11時から13時半までしか営業しておらず、当日行っても予約客で一杯だと断られることもあります。
11時少し前に着いたのですが、すでに20人くらい並んでいました。
予約の人が優先でしたが運良くなんとか入れました。
サビが濃くなっているトタン屋根の下は藁ぶき屋根でした。
広縁には座布団とオセロゲームの置かれたテーブルが並んでいて、席を待っている間、誰でも遊べるそうです。
のれんをくぐると昼なお暗い空間が広がっていて、まるで日本昔話の世界に迷い込んだようでした。
会計の窓口は古いミシン台だったりと…もう店内のすべてが昭和かそれ以前の物であふれていて目を奪われます。
囲炉裏(いろり)がある席もありました。
テーブル席もあるので、立ったり座ったりが辛いお年寄りにも優しいです。
「大山蕎麦 八郷の里」のメニューは、大山そばの他に漬物と一品がついてくるのですが、メニューによって少しずつ毎回違うそうです。
その付け合わせがおかずの参考になると相席した常連さんが言っていました。
気を付けたいのは、普通のお店では当然ついてくるそば湯は、欲しいと言わないと出て来ません。
そば湯も濃厚で甘みがあって美味しかったので、ぜひ味わってほしいです。

ざるそば
とても味わい深い細麺のそばでとても美味しいのですが、何より驚いたのはそばの量です。他の店よりかなり多めで驚きました。男性でも結構お腹いっぱいになるのではないでしょうか。
とろろそば(長芋は鳥取特産ねばりっこ)
漬け玉子めしセット(そばつゆ漬けの卵の黄身のせ)
一般の卵かけご飯よりかなり美味しそうです。
おこわセット(大山おこわ)
これは大山おこわだけでも大満足なのにそこに大山そば!最高ですね。
大山の美味しい空気と古民家。日常からちょっと離れた気分でリフレッシュしながら美味しい大山蕎麦がたっぷり味わえるお店でした。
さらに大人しい猫達(=^・^=)がいて玄関脇に鎮座していました。猫好きさんなら待っている間でも退屈せずに済みそうです。

大山蕎麦 八郷の里
住所:鳥取県西伯郡伯耆町福岡原135
電話:0859-68-4331
営業時間:11:00~13:30
定休日:水曜日
駐車場:数台分
※確実に食べたいときは予約が必須です。
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