御香宮神社の奥には、境内社がいくつか並んでいます。なかでも神秘的な雰囲気なのが、末社の「厳島社」。
厳島大神を祀る社で、周りには水辺もありました。
創建時期は不明で、明治の頃には、東山で豊臣秀吉を祀る「豊国神社」のあたりにあったそう。国道が通る関係で、昭和36年に移築されたのだとか。

ほかには徳川家康を祀る東照宮もありました。
現在の御香宮神社は家康によって再建されたもので、家康とのゆかりも深い神社です。
最後に松尾社。お酒の神様・松尾大神を祀り、伏見の酒造組合の献納によって創建されたのだそう。
境内の奥からは、本殿を後ろ側から眺められます。桃山時代の華やかな装飾を、境内社と一緒に楽しめるので、ぜひ奥まで参拝してください。

御香宮神社の情報
京都市伏見区御香宮門前町174
拝観時間:9:00~16:00