『北鎌倉古民家ミュージアム』の建物は、
・福井から古民家
・福井から板倉
・横浜市磯子区から料亭
上記の計3棟を移築合体したもので、檜材、松材、栗材など、木材の特性を巧みに利用して頑丈に構築されています。
中庭もまた風流です。
梅雨には紫陽花が咲きそろう、紫陽花観光スポットでもあります。
鎌倉といえば紫陽花ですが、ここはちょっと穴場かも?
ゆっくり見たい方にはオススメです。
さて、ここには貴重な調度品がたくさん集まっています。
展示室入り口に掲げられた「温故知新」の4文字。
実はこれ、徳川家の16代目当主である政治家の徳川家達(いえさと)直筆のものだそうです。
左側に記されている「静岳」というのは雅号ですね。
展示室に進むと、先ほど紹介した中庭が左手に見えます。
そのガラス戸の上には、
控えめで可愛らしいステンドグラスが!
明治〜昭和期のものと考えられています。
何気なく置かれている家具も貴重なアンティークなので見逃せません。
獅子木鼻→野生味ある梁→壁面の草花の木彫り
と、目線を上げるたび多種多様な技術・意匠の賜物が飛び込んできて、建物自体には落ち着いた空気が流れているのにすごく刺激的です。
照明もアンティーク。
2Fに上がると、また趣の違う照明を見つけました。
こちらには和を感じますね。照明が取り付けられている梁も木材や工法が異なっており、そこも注目ポイントです。
ひとしきり楽しんで「さぁ帰ろう」とミュージアムを去ろうとした時、入り口の扉の裏に・・・
狐?猫?うさぎ・・・?が2匹隠れんぼをしているのを見つけました!
ひょっとしてつがいかな?
賑やかな鎌倉駅周辺と比べて、落ち着いた空気に包まれいるのが北鎌倉の魅力。
『北鎌倉古民家ミュージアム』では、静かに建築とアートを楽しむことができます。
絵画作品などの企画展も目白押し!
どうぞ足を運んでみてください。












