神奈川県の人気温泉地・湯河原温泉。
JR湯河原駅からバスに乗って走ること9分、「落合橋」にて下車すると
間も無く『万葉公園』と『惣湯テラス(足湯施設あり)』に辿り着きます。

写真中央よりやや左手に、石碑が建っているのが見えますでしょうか?
ぐっと近寄ってみると・・・
「足柄の 土肥の河内に出づる湯の 世にもたよらに 子ろが言わなくりに」
と刻まされています。

これは45000首ある万葉集のうちの一首であり、湯河原温泉のことを詠っていると考えられるものです。
消えゆく湯煙と恋心を重ねたもので、「万葉公園」と名付けられたのにはそのような所以があります。
2月下旬。
寒さもまだまだ盛りの時期ですが、頑張って歩いてみようかな・・・
歌碑から石段を登り、すぐ右手にある建物は「万葉亭」という縄文茶室。
こちらでは抹茶とお茶菓子をいただくことができます。
渓流沿いの遊歩道を歩いていくと、
なんとも風流な滝が見えて来ました。
決して大きくはありませんが、清涼感溢れる美しい滝です。
渓流は場所によって流れの強さが違うため、様々な面様を楽しむことができます。
夏は蛍を見られる場所もあるとか・・・。

また、この先には湯の守神が祀られている「熊野神社」と、福を招く狸がいる「狸福神社」という2つの神社もあります。

なぜ写真がないのかと言うと・・・寒さに耐えられず、この滝でリタイアしてしまったからです(涙)

いつかもう少し暖かい時期にリベンジしたいと思います。

しかし、冬の渓流は空気が澄んでいてまた魅力的。
寒さ対策をバッチリしていけば、その素晴らしい空気を味わうことができるはず!