長建寺は、京都市伏見区桃山エリアにある真言宗のお寺です。
京阪本線「中書島」駅から濠川沿いに歩いて3分ほどのところにあります。
酒どころの伏見らしく、両脇に月桂冠の酒樽が置かれた三門は異国情緒あふれる独特の景色です。
その名も竜宮門、まさに竜宮城の入口のようです。
山門の向こうは竜宮城…なんてことはありませんが、くぐるときはなんとなくウキウキしてしまいます。
山門をくぐると左手には和歌おみくじの授与所があります。
奥に見えるのは梵鐘ですが、現在は撞くことができません。
奥に見えるのは梵鐘ですが、現在は撞くことができません。
もともとは三十石舟の時を知らせていたそうですが、第二次世界大戦の際に軍に供出され、今あるのはレプリカです。
参道の一番奥に見えるのが京都で唯一弁財天をご本尊としてお祀りする本堂、その手前の手水鉢には伏見名水の1つ「閼伽水(あかすい)」が湧き出しています。
本堂は撮影NGなので、御本尊のお姿もお見せできませんが、住職さんに御本尊の写真を見せていただいた方のsnsを発見したので、紹介しておきますね。
ちなみに写真は弁財天様と宇賀神(うがしん)様です。
長建寺は京都で唯一、弁財天を本尊としているお寺です。
— 雪ん子 (@KOTOUYAKI) 2022年10月23日
私は弁財天が好きなのでお参りしに行って来ました✨
ご住職さんがとても優しい方で、御本尊の写真パネルを出してきてくださいました。大変ありがとうございます🙏✨ pic.twitter.com/hxTK31pKcy
本堂から右へ進んだ先の開けた場所には、不動明王がお祀りされたお堂があります。
こちらの不動堂前では毎年7月第4日曜日に開催される弁天祭で、開運厄除けを祈願する柴燈護摩供が行われています。
こんばんは、伏見百景編集委員会です。
— 伏見百景編集委員会★写真で伝える伏見の魅力 (@fushimi100kei) 2019年10月31日
本書のメインビジュアルともいえるこの写真(長建寺の柴燈護摩供)ですが、よくご覧ください。
焚かれた護摩から登る炎が、龍の頭のようになっています。
この瞬間、弁財天の使者・龍神様が降臨されたのです! pic.twitter.com/zXoza00bVH
私がお参りしたのは緑の美しい季節でしたが、長建寺は京都市内では最も早い時期に桜が咲くお寺としても有名です。
伏見 長建寺の桜 pic.twitter.com/1xODTQItl9
— moto (@moto_kufclove) 2020年3月23日
普段は静かな境内も桜の時期は多くの参拝者でにぎわうほど。
これからの紅葉シーズンも美しい景色が楽しめますので、伏見エリアを訪れた際には長建寺にもぜひお参りください。
これからの紅葉シーズンも美しい景色が楽しめますので、伏見エリアを訪れた際には長建寺にもぜひお参りください。












