滋賀県で人気の「びわ湖大津プリンスホテル」の少し南に歴史的に価値のある神社があります。

住宅街に建つ「石坐神社(いわいじんじゃ)」です。
鳥居の脇に大きな石柱があります。
中に入ってみましょう。
しっかりとした造りの「拝殿」、白いものは他では見たことがない気がします。

元々は「彦坐王(ひこいますおう)」のみが祭神で、神社の傍を流れている「相模川」の上流で「水神」として祀られていたものが、のちにこちらへ移されたようです。

こちらが「本殿」。
鎌倉時代である1266年に建てられた本殿は「滋賀県指定有形文化財」に指定されています。

こちらに移されてからは複数の祭神と共に祀られています。

そのうち木像の「彦坐王(ひこいますおう)」「天智天皇」「伊賀釆女宅子媛命(いがうねめやかこひめのみこと)」「大友皇子(おおとものおうじ)[弘文天皇]」は国の重要文化財に指定されています。

境内にはいくつかの遙拝所があり、こちらは「御霊殿山遙拝所」。
琵琶湖の方向を向いて参拝できるようになっています。

もう一つの遙拝所は「全国神社遙拝所」。
文字通り、全国の様々な神社を参拝できます。

そしてご神木は「エノキ」です。
めっちゃ大きい。
こちらは大津市の保護樹木」に指定されています。

意外と知られていないようですが、琵琶湖と深い関係のある神社です。



石坐神社(いわいじんじゃ)⦅滋賀県の公式観光サイトが紹介していました
住所:滋賀県大津市西の庄15−16
参拝時間:24時間
拝観料:無料
その他:駐車場20台