『百河豚(いっぷく)美術館』は、実業家の青柳政二(朝日町出身)による収集品や私財などを展示した、古美術専門のミュージアムです。
百河豚の名は青柳氏の号が由来であり、青柳氏は河豚をこよなく愛したとか。

そんな『百河豚美術館』では、大きな「お多福さん」人形や源義家の兜、陶芸家・野々村仁清のコレクションなど、超貴重な収蔵品を見ることができます。
その素晴らしい古美術を詳しく紹介したいところですが、中は撮影NG。
気になる方はぜひ足を運んでみてください。

さて、「いっぷく池」に浮かぶこの美術館は、入り口からの眺めと美しい庭園も魅力の一つです。
古美術鑑賞の後は、庭園の散策もお忘れなく!
ここは極楽浄土・・・とも思えるような、安らぎのある空間。
橋の上から360度見回し、どこを切り取っても幻想的です。

・・・が!
目線を池に落とすと、元気いっぱいな鯉が物欲しそうに寄ってきていました。

美術館の中で餌を販売していたので、せっかくだから餌やりをすることに。
餌入りのバケツを持ってきただけで、この賑わい!
押し合いへし合い、我も我もと口を開けてアピールしています。

餌を撒き始めると・・・
もう、てんやわんやです!(笑)

水泳ビギナーが一斉にバタ足でもしているかのような水飛沫と轟音に、ちょっぴり慄いてしまう私でした^^;

そして再び視線を上げると、
石像がチラリ。

庭園には様々な国の神様の像などが並んでおり、まるではしゃぐ鯉達と私を見守っているようでした。