奥出雲の人気のそば屋といえば、稲田神社境内にある「姫のそば ゆかり庵」です。かなり山深い土地柄ですが、県内外を問わず日本の原風景とおいしい出雲そばを味わいたくて多くの観光客が訪れています。
初回訪問時の稲田神社と姫そば ゆかり庵
今回は「姫のそば ゆかり庵」の夏限定メニューを食しにやってきました。
そして、おいしいそばはもちろんですが、忘れてはいけないのが奥出雲産のブランド米 仁田米です。前回、こちらの仁田米で作ったおにぎりがおいしいと聞いていたのに注文ミスで食べ損ねたので、そのリベンジも兼ねたいと思います。


ありました!夏季限定メニュー「鬼おろしそば」です。
辛いおろし大根がついているようです。

別皿に辛味大根が山盛りで付いていました。
一口味見をしたら大丈夫そうだったので、栄養もあるからと一気に全部入れてしまいました。
それが悲劇の始まりでした。^^;

こちらは割り子そば3段とお目当ての仁田米で作ったおにぎりです。

お米が高値になっているこのご時世のせいか、思ったよりも小さいのが1個でした。
口の中に入れるとホワっとほどけて、米の一粒一粒はしっかり輪郭があって弾力もあり、ほど良い歯ごたえも感じるのに決して硬くないのです。
しかし、このおにぎりが想像を越える絶品!
塩だけの塩握りですが、お米の炊き方、握り方すべてが揃って完成度が高い!
どうやったらこんな風にお米が炊けるのか・・・教えてほしい!
もちろんお米の味もさすがの一級品で、上品なお米の香りとほんのりとした甘みが抜群でした。伊達に有名ブランド米を名乗っていません!

そして、さらに炊き込みご飯も追加しました。山菜がたっぷり入って甘めの味付けでおいしかったです。こちらもお米が上手に炊けていました。

さて、辛味大根を一気に入れた鬼おろしそばのその後はーと言うと、口の中が事故レベルの辛さでそばの香りも味も飛んでしまいました。
後ろの方を見ると、同じ鬼おろしそばを注文をしたほとんどの方が別皿の辛味大根をほぼ残しているではありませんか!!!( ˙0˙)オオォォ!
・・・説明をよーく読むと「量を調整して入れてください」とありました。
まさしくその通りですよ。できれば赤文字の太字で書いてほしかった。^^;
口の中で爆竹が鳴り続けているような状況の中、冷茶を何倍もおかわりして何とか完食できました。
辛み大根に徐々に慣れてくるにつれて、十割そばのおいしさも復活してきて最後は満足でした。
女性に人気の蕎麦御前も魅力的です。

姫のそば ゆかり庵 稲田神社境内住所:島根県仁多郡奥出雲町稲原2128-1 稲田神社内 電話:0854-52-2560
営業時間:11:00~14:30
定休日:火曜日
駐車場:境内に約10台分くらい有り