今回で4年7期目となる「紀州かつらぎ熱中小学校」に初登校してきました。
7期目は新入生20人と在校生50人の70人が参加という事で、どんな人達が居るのか?
ドキドキワクワクで会場のかつらぎ町天野地域交流センターゆずり葉に向かいました。
プレスクールに参加していたので、在校生の方達の顔は見覚えあったのでスムーズに会話を始められました。
生徒が作詞して元オフコースのドラマーの方に作曲して頂いた校歌の斉唱から始まり、来賓のかつらぎ町長の挨拶、学校の決まり事の確認、部活の説明、各自の自己紹介へと進みました。
全体的な印象としては60代後半の方が多く、50代の私でも若手な感じでした。
男女比は若干女性が多い印象です。
最高齢は93歳の新入生で、最年少が新入生の20代の方でした。
この二人が突出していて、他の方は5〜70代という感じでした。
自己紹介を聞いて参加者は、農業やカフェ、地域振興、経営者、介護関係、主婦の方が多いみたいです。
企業志望の人も居て、これからの交流が楽しみです。
入学式に引き続いての初授業は、「熱中小学校」の名付け親である オフィス コロボックス の竹村 譲さんが「チャットGPT活用術」をお話して下さいました。

竹村先生の第一声は、「だいたいやね~」の言い回しで有名な竹村健一さんの遠縁にあたるというところから…。
現在、二つの雑誌連載を続けていてチャットGPTを便利に活用して原稿を作成しているらしいです。
具体的にチャットGPTに原稿の決まり事❨文字数やターゲットの年齢など❩を登録して、今回紹介する物の説明や写真を入力して送信。
すると…、ものの一分くらいで文章の原案が提示されてきて、修正箇所を入力すると直ちに修正してくれて凄く便利…。
しかし、修正すればするほど違った方向に進む事が多いともおっしゃっていて、今のところは最初の文章を手直しするのが手っ取り早いらしいです。

AIの普及が保たらす生活の変化に付いてもお話してくれましたが、これだけの技術を使いこなすには人間の「発想力」が不可欠だという事。
誰にでも思い付く事は AI が担ってしまうので、これからの時代を生き残るにはニッチな需要やマニアックな発想力というところに有るのではとの意見も出てたりしました。
惜しむべきはこの場に居るのが私よりも高齢者が多い現状、熱中小学校の取り組みがもっと若手にも広がれば良いのになぁ…。
というのが今回の素直な感想でした。