千利休という偉大な茶人を生み出した大阪・堺。
つぼ市はそんな堺の町で、幕末期から170年以上にわたってお茶作りを続けています。
「人と人を繋ぐ」という考えと、徹底的な安全・品質管理のもと製造された上質なお茶。
今回は『茶寮 つぼ市製茶本舗 堺本館』のカフェにて、お茶とお茶菓子を頂きました。
(物販もあります)

蔵のような建物は、堺にある町屋をリノベーションしたものだそうで、落ち着いた雰囲気です。
注文したのは、抹茶くぐろふと煎茶(冷)
煎茶は1煎目、2煎目、3煎目・・・と、淹れる度に香り・味が変化していきます。

1煎目は香りの深さと旨みが格別。
2煎目は爽やかさが増し、3煎目はよりすっきりとした味わいに。
お茶の変化を楽しみながら食べたお菓子は、抹茶のくぐろふ。
豊満な抹茶の風味とまろやかな口溶けがたまらない逸品です。

フランス由来のお菓子だそうで、貿易とお茶の町・堺らしい和スイーツですね。
お会計の後に、サービスで抹茶の飴ちゃんをいただきました。

堺の町歩きで疲れてきた頃にコロンと口に入れたら、濃厚な抹茶の甘みが口いっぱいに広がり・・・
癒されると同時に、つぼ市のお茶とお菓子が恋しくなりました^^