唐津市鎮西町の端っこ、東松浦半島から突き出た、玄界灘を見渡せる波戸岬にやってきました。浜辺を散策したり小屋を覗きつつ、目指すは…海中展望塔!1974年に、日本で初めてつくられたという「玄海海中展望塔」。
波戸岬のシンボルともいえるオブジェ近くの陸地から、86m先に伸びたところに建物があります。この外観だけでも珍しくてわくわく。
大人は1,000円、未就学児は無料。大人2人分のチケットを小窓で購入します。10月~3月は9時から17時までで、最終入館は16時半まで。春~夏は18時まで開館しています。
約86mの橋を進み、入口へと向かいます。岩場や海を見渡しながら歩いていると、これまた不思議な気分。目を凝らすと魚も少し見えました!
デッキに辿り着くと、入口からは、らせん状の階段になっています。この日は少し蒸し暑さもありましたが、中からはほんのり冷気。少し薄暗くなっているので、足元に注意です。
下りて見渡すと…わー!ぐるっと360度、海中窓がついています。その数、24個!この位置は約7m下の景色で、海中で過ごす魚たちの様子が見えます。
1番大きいのはクロダイ!約30種類の魚が見えるといわれていますが、日によって異なるよう。魚の数は多いけれど、この日は多くて7~8種類?素人目なので、実は違う魚もいたのかなぁ。でもとにかく、リアルな海中を眺められる造りに子どもたちは大喜び!
そして同じく気になる、頭上のスクリーン。このプロジェクションマッピングなどを導入した大幅なリニューアルが行われたのは、昨年4月。ストーリー性にある5分と、ゆったりとしたドキュメンタリーのような映像が15分間の計20分で構成されています。
何の魚だろう?この付近はどんな特徴があるんだろう?気になることはパネルから情報を得られます。さかなクン並みの知識を持つ長男は、自身の考えと答え合わせしながら真剣にチェック!
橋を渡って行くので、雨や寒いときは少し大変ですが、小さいお子さんは特に喜ぶ施設だと思います!魚たちは建物が怖くないのかな?と思いましたが、「同じ場所でずっと餌をあげ続けたことで、安定してこの建物周りに魚たちが集まってくれるようになりました」というアナウンスを聞いて、納得。施設と海の信頼関係が築けているんだなぁと感じました♪
【玄海海中展望塔】
場所:佐賀県唐津市鎮西町波戸1628‐1
開館時間:9:00~17:00(10月~3月)
入場料:大人→1,000円 未就学児→無料
駐車場:あり












