京都市左京区大原来迎院町、創建は延暦年間(782〜806年)の「大原三千院」は、天台宗の門跡寺院で、苔庭と国宝・阿弥陀三尊像、わらべ地蔵などが織りなす静寂と癒しの空間です。四季折々の自然が美しく、特に紅葉や紫陽花の季節は圧巻です。
正式名称は「三千院門跡(天台宗)」で、拝観料は大人一人700円です。
三千院にいくまでの坂道には数多くのお店が並びます。喫茶や漬物屋さん、お土産物屋さんなど見ているだけでも楽しくて、坂道夫も苦になりません。
小川の水の音に癒されながら、登っていく道も風情がありますよ。
特に紅葉の時期には美しく色づいた木々の葉の色に、写真を撮りたくなる場所だらけです。
やっとついた三千院。拝観して中の様子を見学するのには早くて15分、ゆっくり奥まで行こうとすると30分ほどかかります。
拝観時には国宝・阿弥陀三尊像を安置している平安時代の仏像美を拝むことができます。見事な苔の庭園やわらべ地蔵もみられます。
歴史ある三千院ですが、時間がない場合は、拝観せずとも周りの様子を楽しむだけでも十分です。
秋の景色に癒されて、古の京都をここでも感じながら、ゆっくり茶店でお茶を飲む時間もいいものですね。
どこをとっても絵になる景色。やはり京都は秋の風景が似合います。
観光客も多い場所では、マナーには十分に気を付けて大切に歴史をつないでいきたいですね。