禅堂は、僧侶が禅の修行である座禅などを行う場所です。東福寺の禅堂は、南北朝時代に再建されたもので、現存する禅堂では最古だそう。また、南北に約42メートル、東西に約22メートルあり、建物の大きさは国内最大だそうです。
周りを立派な松の木で囲まれており、威厳を感じました。建物は、国の重要文化財に指定されています。
禅堂の構造は、切妻造の本瓦葺の屋根に一重もこし(裳階)。一重もこしとは、まるで二階建てに見えるような造りのこと。昔の主要な建築には、結構この造りが見られるようです。建物を風雨から守る意味があったのだとか。
とにかく立派で厳かな外観でした。特別公開時にはぜひ中も覗いてみたいです。
禅堂(東福寺)の情報
京都市東山区本町804※通常非公開






