セミこそまだ鳴かないものの、日中の気温が30度近くまで上がるようになってきた大館市。こう暑い日が続くと、体もバテてしまいますよね。
そこで今回は、これからの季節にぴったりのかき氷を紹介します。
訪れたのは、大館市中心部の大町商店街近くにある「河田氷や」さん。
なんと一年中営業しているので、冬でもかき氷が食べられるお店なんですよ!
(その珍しさから、テレビ朝日系列の「ナニコレ珍百景」に登録されたことも......!)
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店内に入ると、壁一面にメニューがズラリ。
定番の「いちご」や「レモン」、「スカイブルー」のほか、「抹茶金時」や「練乳(ミルク)」など、バラエティー豊かなメニューに心が躍ります。
さらに、一般的なかき氷屋さんではなかなか見かけることのない、シロップなしの「素氷(すごおり)」までありましたよ!
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メニューを注文すると、レトロ感が漂う手廻しのかき氷機で氷を削ってくれました。
普段なかなかお目にかかれない光景に、自然とテンションも上がります。
ちなみに、河田氷やが使っている「純氷(じゅんぴょう)」は、水中の空気を除きながら長時間かけて作った飲食用のための氷なのだとか。
空気を含まないので見た目は透明で美しく、飲み物や食品の味を変えないそうです。
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そうこうしているうちに、あっという間にかき氷が出来上がりました!
渡された器には、丁寧に削られた氷がこんもりと盛られています。
今回は「ぶどう」を注文したのですが、氷の白色とシロップの紫色が織りなすコントラストに思わずうっとり。
スプーンですくって口に運ぶと、サクサク食感の氷とシロップの優しい甘さが加わって、ついつい「もうひと口!」とスプーンが進みました。
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暑さで火照った体を冷やしてくれるかき氷。
皆さんも一度訪れてみてはいかがでしょうか?