山形県を代表する観光スポット「山寺」。
正式には宝珠山立石寺(ほうじゅさん りっしゃくじ)ともいい、天台宗の寺院です。
今から約1200年前に創建されたといわれている山寺。

約33万坪の敷地に大小30ほどの堂塔が建っており、悪縁を断ち切って良縁を結ぶ「悪縁切り寺」として、古くから信仰を集めてきた場所です。

約300年前には松尾芭蕉が訪れ、名句「閑(しづか)さや 巖(いわ)にしみ入る 蝉(せみ)の声」を詠んだ場所として知られています。
山寺には石段が全部で1015段あるので、拝観というよりは「登る」といったハイキング要素を兼ね備えています。

石段は思っていたよりもよい運動になります…!
石段を上っていくと「五大堂」と呼ばれる道場があります。そこから見られる景色は、まさに絶景!撮影時は夕暮れの光が眩しかったです。

このお堂がある場所は地上からも見ることができるのですが、実は「五大堂」は断崖絶壁に突き出すようにして建立されています。

その怖さもありますが、地上の家々が豆粒ほどの大きさになって見えるくらい、その高さをまざまざと感じることもできました…!
山寺には、お土産屋さんや名産品が数多く並び、街歩き観光にもおすすめです!(写真は宝珠橋)

地元のおそばや山形名物の冷やしラーメンなどが食べられるお店もあるので、ぜひゆったりと山寺を観光してみてくださいね。