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数年前からブームとなった“御朱印集め”。若者が神社に親しみを持つキッカケにもなりました。では御朱印帳と聞くと、皆さんどんなものを思い浮かべるでしょうか？
訪れたのは佐賀市諸富町にある「飛鳥工房」。隣接する福岡県大川市といえば大川家具！なのですが、諸富家具もブランドとして定着しています。家具といっても椅子や机など大型のものに限らず、商業用の細かい資材や小物をつくる会社も集まり、組合を構成しています。
飛鳥工房もその中のひとつ。もともとは木の家具を作るときに必要な部品をつくる会社でしたが、娘さん用に木のおもちゃを作ったことがきっかけで、今はおもにおもちゃ工房として機能しています。先月、とあるイベントに足を運んだ際、飛鳥工房のブースに立ち寄り、おもちゃや雑貨から感じる温かさにすっかり魅了され、通常も開放している工房のショールームへと遊びに行ってきました。
とても可愛らしい空間！出産祝いにもぴったりな木のおもちゃ、フォトフレーム、命名札も。
ここはワークショップができるスペース。木のスプーンやお皿を作ったり…旅行会社とも提携していて、旅行客が思い出づくりとして訪れることも多いそうです。
中でも惹かれたのが…無垢材でできた御朱印帳！
佐賀のシンボルマークともいえる、バルーンのデザイン！
上の段はよく見ると、それぞれ実在する神社のもの。なんと「神社オリジナルのものをつくってほしい！」とオファーを受け作られたものたちだそうです。
例えばこちら。佐賀県伊万里市にある白山神社の御朱印帳、後ろの紫色は、神社内に咲く藤棚をイメージしたものだとか。
これは工房近くの新北神社のもので、御神木である「飛龍木」が描かれていたりと、それぞれの神社のモチーフとなるものが刻まれています。オリジナリティ溢れる御朱印帳はレア感もたっぷり！これらの御朱印帳を買ったことで御朱印巡りをはじめる方も多いそうです。お土産にも良いですね♪
「まだまだ他の産地と比べると認知されていないのですが、商品を辿って工房のことを知ってもらえると嬉しいですね。もっと諸富家具のブランドを根強いものにしていきたいです」とお話してくださいました。佐賀市民にとって誇らしい地域ブランドである「諸富家具」。温かさ感じる木で作られた空間に、ぜひ足を運んでみてください♪