意外と知られていない、人気の絵本「きつねにょうぼう」は、山古志を舞台とした物語だった。
その物語は…
シッポシッポと雨の降る暮れ方にやってきた、いとしげな若い女。貧しい独り者の男は、一夜の宿を貸したのが縁で女と結ばれます。やがて二人の間にはかわいい子も生まれ、幸せな暮らしはずっと続くかに思えました。けれど、椿の花が一面に咲き乱れるある春の日悲しい別れが待っていたのでした。
狐が嫁にくるというお話は、そのほとんどが恩返しのモチーフですが、この本に採られたのはひと味違ったせつない愛の物語になっています。
今もなお日本の原風景が残る美しい山古志。日本農業遺産に選ばれた「棚田・棚池」の美しい景観を持つ山古志。今も残る美しい日本の原風景の中には、人々が脈々と受け継いできた固有の文化が今も力強く息づいています












