原田泰治さんの作品は週刊誌など色々なところで目にしたことがあるかと思います。
1歳で小児麻痺になったものの家族や自然に囲まれた生活を送り、いつからか素朴画家を目指すようになったそうです。
不思議なことに彼の作品に登場する人々は目や鼻がないのです。
故郷の信州や旅した先での懐かしい風景を描き続けてきた作品の原画は非常に細かいところまで手を入れて描かれています。
今年開館25周年記念特別企画展が行われています。
そしてなんと一時期諏訪に住んだことがあるさだまさしさんが名誉館長だそうで、売店にもさだコーナーがあります。
う〜ん、良い美術館だぁ〜😄
そして特別企画展の第一展示室では人形作家の高橋まゆみ人形展が行われていました。
日常の中の人々や懐かしい風景を人形という形で表現されているのですが、その横に添えられた言葉に人間への優しさが滲み出ていて心が癒されていきます。
認知症になった高齢の妻を後ろから抱く夫の作品には心が揺さぶられ思わずジーンとなりました。
売店横の窓からは諏訪湖が望めます。
企画展「一本の道」は2024年4月7日まで。
高橋まゆみ人形展は2023年11月26日迄です。

開館 9:00〜17:00(入館は閉館30分前まで)
休館日 月曜(祝日は開館)
料金 大人 ¥840 中高生 ¥410 小学生 ¥200 
アクセス 長野県諏訪市渋崎1792-375
お車若しくは中央本線上諏訪駅下車 バス・タクシー約10分
詳しくはHPをご覧ください。
https://www.taizi-artmuseum.jp/