境港市にある水木しげるロードは、1993年7月に誕生し2023年には誕生30周年を迎えました。どこの田舎にもあるさびれた商店街が妖怪たちによって生まれ変わって30年。今や、約800mに妖怪のブロンズ像が全部で177体もある鳥取県有数の観光スポットになり、まだまだ進化し続けています。

この影絵は2018年からスタートし、2023年秋からはカラーの影絵が登場しました。クリスマスバージョンは12月26日まででその後はお正月バージョンに替わります。

通常バージョンの影絵Vol.2と動画 

夜の水木ロードは、ロード全体の妖怪たちがライトアップされるだけでなく、歩道に数々の妖怪たちの楽しい影絵が映し出されて、まるで本当に夜道で妖怪たちで出会ったような不思議で楽しくちょっと怖い感覚を味わえます。
夕方、冬は日暮れが早いので5時を過ぎると間もなくライトアップの時間です。
幻想的な音楽が始まり鈴の音と足音のような音が聞こえると、おもむろにブロンズ像たちのライトアップが始まりました。
日暮れから薄闇、夜へと移り変わる時間帯は、いかにも妖怪たちが現れそうでリアリティ満載です。さらに冬のキーンと冷えた空気で体ごと不思議な妖怪の世界に引き込まれました。
そして、影絵が出現します。
影絵の絵柄はぜんぶで40ほどありますが、そのうちクリスマスバージョンになる8つ全部を紹介します。

まずは、チキンの丸焼きを運ぶ鬼太郎
クリスマスケーキを運ぶ猫娘
目玉おやじは靴下をたくさんぶら下げ寝ながらプレゼントを待っています。
ぬりかべからのクリスマスカード
ねずみ男は、サンタクロースになってプレゼントが入った袋を担いで走っています。ちゃんと配るのかな?それとも……
クリスマスツリーに巻き付く一反木綿
こなき爺はシャンパンで一杯やっています。
砂かけ婆が投げているのは砂ではなく雪の結晶です。本物の雪も残っています。
水木しげるロードの影絵は全体が一斉に現れるのではなく、違う場所でそれぞれの影絵がランダムに出現しては消えるーを繰り返します。
また、徐々に濃くなってはまたすぐに薄くなって消えてしまうので、撮りたい絵柄の写真を全部撮るのは結構大変でした。

もし、希望の絵柄があれば、事前にどこに出現するかをチェックしておくと便利です。今回は、xのこちらのアカウントで季節ごとに替わる絵柄がどこに出現するかを確認しました。
水木しげるロード・妖怪スタンプラリー
お問い合わせ境港観光案内所
住所:鳥取県境港市大正町215 みなとさかい交流館1F
電話:0859-47-0121
駐車場:有り
※水木しげる記念館は2023年年3月9日から2024年春までリニューアル工事中のため休館中です。


水木しげるロード 観光マップはこちらからダウンロードできます
水木しげるロード・ガイドマップ