京都を代表する橋のひとつである三条大橋。2023年末にリニューアルして、美しく生まれ変わったのをご存知ですか?
三条大橋が架けられたのは、室町時代。江戸時代には五街道のひとつである東海道五十三次の西の起点となりました。その後、何度か架け替えられ、現在の橋は1950年(昭和25年)に架けられたものです。
橋の東側には駅伝発祥の地を示す「駅伝の碑」、待ち合わせ場所として有名な「土下座像(高山彦九郎像)」、西側には東海道五十三次の始点であることを示す「弥次喜多像」が設置されており、歴史を感じさせます。
2023年12月に行われた欄干には補修・修景工事では、市内産の木材「みやこ杣木」を使用。車道と歩道との間の柵には和柄の麻の葉模様が採用されています。歩道の舗装には市松模様を採用。腐食を防ぐための「埋め木」には、一見ハート型の「猪目」やひし形が採用されました。
この埋め木を探すのも楽しそう。自分は見つけることができませんでしたが…
1月16日(火)からは欄干の夜間ライトアップも始まります。