松江市にある八重垣神社は、同じ島根県にある出雲大社と同様、縁結びの神社として参拝する人が絶えない人気の神社です。
神話「ヤマタノオロチ」で、スサノウノミコトはヤマタノオロチを倒して櫛稲田姫結ばれました。2人が結婚し新居を構えた場所が八重垣神社のある場所だと言われています。

「八雲立つ 出雲八重垣 妻込めに 八重垣造る その八重垣を」
スサノウノミコトが読んだこの句は、櫛稲田姫と結ばれた喜びを表していますが、この時、日本で初めて結婚式が行われたので八重垣神社は古代結婚式発祥の地とも言われています。
駐車場から入る順路も趣があって美しいです。紅梅が咲き始めていました。
八重垣神社の明確な創建は不明らしいですが、878年と言う説が有力です。
現在の本殿は江戸時代に、拝殿は昭和期に造られたもので、本殿にある本殿板壁画は国の重要文化財に指定されています。

ヤマタノオロチ伝説から、八重垣神社は縁結びにご利益があると言われ、良縁を求めて多くの老若何女が訪れます。
そして、八重垣神社は結婚式発祥の地とも言われています。

八重垣神社の明確な創建は不明らしいですが878年説が有力です。
現在の本殿は江戸時代に、拝殿は昭和期に造られたもので、本殿にある本殿板壁画は国の重要文化財に指定されています。
そして、この神社だけの池に浮かべる独特な占いも人気です。
占いを希望するときは、参拝を終えた後、社務所に行き初穂料100円を収めて占い用紙をいただきます。
えぇ?池に携帯電話を落としても拾えない?(ノ゚ο゚)ノ
駐車場の横の通りを進むと、昼なお暗いうっそうとした森へ入っていきます。
この辺りは「佐久佐女(さくさめ)の森」で、スサノウノミコトがヤマタノオロチから櫛稲田姫の身を隠した場所と言われています。
そして、身を隠している間、櫛稲田姫が飲料水と鏡代わりに使ったのが「鏡の池」で、この池が良縁占いをする場所です。
今でもこんこんと湧水があるようで、透明できれいな池の底に占いの跡が残っています。
占い用紙を水に浮かべ、中央の赤い判の上に100円か10円を置くと文字が浮かんできます。(1円では重さが足りないそうです^^)
「誠の心を忘れずに 北と東 吉」と読めました。
もう一枚は、「思い立った時が最上吉日なり 南と東 吉」と書いてありました。
なんでも、占い用紙の上をイモリが横切ると最高のご縁があるとか。
冬だから?……イモリは来ませんでした。残念…
後で八重垣神社の神官さんにお聞きしたら、八重垣神社の占いは一般の占いにはある凶はないとのことでした。吉となる心構え、方角のお告げをいただくのだそうです。
そして、沈むまでに30分以上かかる場合は縁が薄く、遠くで沈めば遠くに縁があり近くに沈めば近くに縁があるのだそうです。
30分以上も沈まない用紙があるのでしょうか?あえて作らないと難しそうですが。^^;
「八雲立つ 出雲八重垣 妻込めに 八重垣造る その八重垣を」

八雲、出雲、八重垣ーこれらのワードは、JRの特急列車の名前、銘菓等、島根県のあらゆる場所で見かけます。スサノウノミコトの句が非常に長く地域の人々に愛され大事にされているのがよく分かります。

住所:島根県松江市佐草町227
電話:0852-21-11488(受付時間 9:00〜17:00)