豊島のお寺「十輪寺」では、毎年8月頃、民宿カラフル主催で怪談会を開催しています。

その名も、豊島離島怪談会。

去年の夏も大好評だったことと、次の夏とは言わず半年後くらいにもう一回!というご来場者の声も受け、先日の2月24日(土)に無事開催されました。

今回は、その様子を簡単にご報告。
基本的に、豊島離島怪談会は1部と2部の二部構成で、2部は夕食・朝食付き、宿泊チケット付きとなっていて、お得が満載です。

前回の夏の怪談では、1部と2部の公演を「十輪寺」で行わせていただき、その後、民宿カラフルでのBBQの夕食、てしま自然の家への宿泊という流れでした。

今回の豊島離島怪談会-如月-が今までの夏の怪談とちょっと違うのは、会場を「十輪寺」だけではなく、「妙丹宮」という神社とさせていただいたこと。
今回の離島怪談会の2部は神社の客殿で、おでんを食べながらのほっこり怪談となりました。

十輪寺も妙丹宮も、地域の方々が大切にしているお寺さんとお宮さん。

参加者みんなで最初に参拝をして、怪談会は滞りなくスタートしました。
今回の怪談会は前回の怪談屋ヌガザカさんに加え、怪談師の壱夜さんが公演に駆けつけてくれました。

いわゆる二人で会話を重ねながらの「二人怪談」。

対話形式の怪談はわたしにとっては新鮮で、ポンポンと会話を重ねながら怖い話を語り繋いでゆく様子には感嘆しました。
十輪寺での1部は、軽妙な会話の中に背筋が凍るような恐怖が顔を覗かせたりして、二人怪談ならではの醍醐味を味わうことができたように思います。
無事1部が終わったかと思えば、1時間も経たぬうちに2部が始まります。

2部は妙丹宮での、おでんを食べながらの怪談&座談会。

2部に参加してくれたのは、ほぼ1部に参加してくれた面々なので、お客さん同士でも馴染み感が出てきていて、いい感じでおでんをつつきながらのほっこりな時間となりました。

ほっこりと言いつつも、絵面からは想像できない怖い話がいくつも飛び交ったのですから、やはりそこはちゃんと怪談会なのでした。
それにしても1部から出ていたとすると、みなさん午後13時から夜20時までぶっ通しで怪談を聴き続けていることになります。

みんなどんだけ怪談好きなんだよ!と突っ込みを入れたくなりますが、「好き」のパワーは全世界共通です。

皆さん時間を忘れて楽しんでくれたようで、主催者としてはとても幸せな気持ちになりました。
豊島離島怪談会-如月-のポスター

…実は、もう次の怪談会の日程も決まっています。

出演者はまだ発表できませんが。。

もしご興味のある方がいらっしゃいましたら、ぜひ夏の豊島へお越しください。

離島でしか味わえない恐怖体験が、あなたを待っていますよ。

*怪談会についての情報は民宿カラフルの X アカウントInstagramで確認できます。