アメリカの建築家、ウィリアム・メレル・ヴォーリズは、日本で数多くの近代建築を手がけた建築家です。
ヴォーリズは滋賀県近江八幡市に住み、この地に多くの近代建築を残しました。
「旧八幡郵便局」は1921年(大正10年)に建てられたヴォーリズ建築のひとつです。
郵便局として使われなくなった後は民間の手に移り、空き家になって長い間放置されていました。
現在では保存・再生され、ギャラリーやイベント会場などの多目的スペースとして活用されています。
西洋風と和風が折衷した個性的なデザインで、近江八幡の街を歩く際にはぜひ見ておきたい建物のひとつです。