京都市営地下鉄烏丸御池駅の構内に「烏丸線の埋蔵文化財」と題されたガラスケースが設置されています。
これは、地下鉄烏丸線の工事を始める前、考古学的な遺跡調査を行った時に出てきた文化財を展示したものです。
ガラスケースは左右2つに分かれており、左には平安時代後期の瓦が展示されています。
瓦は京都産のほか、丹波産や播磨産があり、これは地方に赴任した国司から送り届けられていたことがわかる貴重な資料です。
右のケースには江戸時代の土器や下駄が展示されています。
このような貴重なものがたくさん出てくるあたり、さすが歴史都市・京都です。
考古学好きの方にはとても興味深いのではないでしょうか。
常設されているので、いつでも見ることができます。