仙台市営地下鉄東西線の西の終点「荒井駅」。まだまだ開発途中の駅前左手に、シンプルかつスマート。加えて何か重厚で無機質なものを感じさせる建物があります。これが東北最大規模のキャパシティを持つライブホール「仙台ギグス」です。
設計の段階から何よりも”音”をよりよく伝える空間にこだわり抜いた「仙台ギグス」は2017年にオープン。同年5月3日に行われたこけら落としには「白A」が4回公演を行ないました。その後も錚々たるビッグネームが次々とライブを行っています。今月17日には布袋寅泰が、そして来る29日にはゴスペラーズが登場予定です。
仙台の街中にあるライブハウスは、音漏れを考慮してなのか地下にある場合が多いですし、開場まで待機する場所が無く、よくアーケードの中に大行列が出来ていることがあります。有名どころとしては「RENSA」(レンサ)や「仙台サンプラザ」が良く使われ、規模が大きくなれば「カメイアリーナ」や「電力ホール」でも開催されています。
このギグスのおススメポイントは2つ。真向かいに「IGOONE ARAI」「FLAT WHITE COFFEE FACTRY」があって開演までの待ち時間をゆっくり過ごせること。そして「利休の牛タン」のお店があること。席数に限りはありますが、混み合うマチナカではなく、ライブを楽しむ前または後に熱々の「牛タン」を堪能できるかもしれませんよ。