鳥取県境港市にある境台場公園は、桜と灯台と大橋の景観が素晴らしい桜の名所です。
桜の名所は全国に数多くありますが、灯台と大橋がコラボできる桜の名所は数少ないのではないでしょうか。この日はまだ5分から6分咲きでしたが満開になったらもっともっときれいだろうと思います。

ここ境台場公園は、その名の通り江戸時代には砲台が設置され、港に入ってくる船を監視していました。
その後、お台場は長らくテニスコート場として中高生の公式試合や市民に利用されていましたが、1988年には砲台の跡として国の史跡に指定されると、やがてテニスコートから広場となり、その周囲を取り囲む高台にぐるりと240本の桜が植えられて桜の名所になりました。
境港灯台は、木造、六角様式の白亜の灯台で 1991年に復元されたものです。
小さくてとてもかわいらしい灯台で街のシンボルの1つになっています。
境水道大橋は、鳥取県境港市と海を挟んだ島根半島にある松江市(旧美保関町)をつなぐ約700mの橋です。
現在は無料で通行できるので地域住民の重要な生活道路の一部として欠かせない橋になっています。
桜が満開の時期にはもっともっと豪華なコラボが楽しめます。
また、桜まつりの期間には通常は見られない灯台内部の見学もあったり、夜には100個のぼんぼりで夜桜を楽しめます。
境台場公園のすぐ前には、巨大なマンボウのはく製がある「海とくらしの史料館」がありますし、水木しげるロード、水木しげる記念館は徒歩15分ほどです。
境台場公園
住所:鳥取県境港市花町
電話:0859-47-0121(境港市観光案内所)
※境港灯台は桜祭りの期間中のみ内部が見学可能(時間は要チェック)