佐世保市にはMR松浦鉄道と言って、佐世保から佐賀の有田や伊万里、そしてたびら平戸口など広範囲で、通勤や通学で多くの人を運ぶ列車があります。
佐世保駅はJR最西端の駅ですが、そこから始まる松浦鉄道。ローカルで車両も少ないのですが、人々の足として活躍しています。
今回はその中でも住宅地に密接する中佐世保駅に注目してみました。
中佐世保駅の入り口は、いきなりの階段から始まります。住宅地の中にある為、きっと初めての方は入り口が謎だと思います。佐世保市は海と山に囲まれた自然の街ですが、いきなり車が入れなくなるなるような階段や坂の上に住宅地が並んでいる事があり、とてもきつい思いをすることがあるのです。では早速階段を登ってみましょう!
中佐世保駅は待合所があり、時刻表などもしっかり掲示されています。単線なので駅の反対にわたる必要もなく、階段を登りさえすれば電車に乗る事ができます。乗り場側にドアが開く感じですね。しかも無人駅でJRのように駅員さんはいません。
そしてMR真宇浦鉄道は、駅に改札もなければ切符を買う券売機もないのです。ですから最初は「あれ?切符はどこで買うの?」と思う人が多くいるのですが、MRはバスと一緒で入り口で整理券を取り、降りるとき料金表を見て料金を支払います。私も最初に乗った時は困惑しました。JR感覚ではなく、バスのイメージでご利用くださいね!
MR松浦鉄道は、住宅地のすぐそばを走るので、線路わきにはマンションや建物が並んでいます。家から電車をまじかで見れるなんて不思議な光景です。
しかし凄く情緒あふれる景色に、鉄道ファンも集まるようです。中佐世保駅はお隣が佐世保中央駅なのですが、鉄道業界でも最短の0.2キロメートルしかないのでわずか1分で到着します。この区間だけは謎の距離であるので一度乗ってみたらいかがでしょうか(笑)
佐世保市民の足を支えるMR松浦鉄道。車両は少ないですが朝から晩まで市民を運ぶとても古い本線です。JRとは違う景色も体験できるので、ぜひ乗ってみてくださいね。お休みの日に松浦鉄道の、のんびり旅など最高ですよ!佐世保を別の角度から楽しめる事間違いなしです。偶にイベントでビール列車なる面白いこともやっているので、そのお話はまた次回お伝えしますね!
MR松浦鉄道中佐世保駅
〒857-0806 長崎県佐世保市島瀬町1
佐世保中央駅→中佐世保駅は
日本で一番区間が短い駅です。