マチナカでは18日・19日開催の「仙台青葉まつり」の準備が始まっていました。まず定禅寺通りに櫓が組まれ…。
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アーケード街のサンモール一番町付近に次々と山鉾(やまぼこ)が姿を現します。毎年祭りの一週間ほど前から、高さ6メートル以上もある山鉾がお披露目されるんです。祭り当日は巡行されるので近くで見る事が出来ませんが、アーケードにあるうちは、じっくり見物することが出来ます。
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こちらは政宗公山鉾(まさむねこうやまぼこ)。伊達政宗公の兜をご神体としてており、毎年仙台市長や市議会議長、実行委員長等が時代装束を着て搭乗しています。
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名称が似ていますが、こちらは政宗公の「兜」を頂いている「政宗公兜山鉾(まさむねこうかぶとやまぼこ)」です。山鉾には12歳で嫁いだ政宗公の正室「愛姫(めごひめ)」に扮した小学校6年生のお姫様が搭乗します。
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これは「萩の月」でお馴染み菓匠三全の「青葉駒山鉾(あおばこまやまぼこ)」。萩娘や萩太鼓など「萩」にちなんだ演目があります。
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これも「青葉駒山鉾(あおばこまやまぼこ)」。上に乗っているのは日本三大駒のひとつ「青葉駒(あおばごま)」です。仙台の郷土玩具にもなっていて、ミニサイズのものをお土産にすることも出来ます。
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こちらは「大鯛山鉾(おおたいやまぼこ)」です。蒲鉾屋さんらしく魚の鯛とめでたいをかけて大きな鯛を乗せています。漁網に市民から寄せられた沢山の絵馬が飾ってあります。
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「囃子山鉾(はやしやまぼこ)」。その名のとおり笛や太鼓を鳴らしながら巡行します。幅広い音楽や芸術にも造詣が深かった政宗公を象徴した山鉾です。
この他にも「大黒天山鉾(だいこくてんやまぼこ)」「七福大太鼓山鉾(しちふくだいたいこやまぼこ)」「雅山鉾(みやびやまぼこ)」「御神船山鉾」「唐獅子山鉾(からじしやまぼこ)」「恵比寿山鉾(えびすやまぼこ)」の合わせて11基があり、華やかなすずめ踊りと共に市内の大通りを巡行します。
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