うららかな春の日、
兵庫県西宮市、阪急電車「さくら夙川」駅から徒歩でぶらりぶらり散歩を楽しんできました。
この日はGWの後半に差し掛かった日、川辺にはまだ鯉のぼりがところどころかかっていて、いい天気に風に揺れてなんともいい気分。
河川敷のエリアは整備され、公園となっています。西宮市民にはおなじみの夙川河川敷緑地、通称夙川公園では、小さなお子さんを連れた家族連れが遊んでいました。
私たちのようにのんびり散歩する人もいれば、走っているランナーさんやサイクリングを楽しむ人もいてみんな自由気ままにのどかな風景。そしてこの川の水流の美しいこと。
太陽の光に照らされて、キラキラ輝く水面の下は透き通っていて、ときおり小魚が泳いでいるのが見えます。
春には一面が桜並木になるようで、お祭りもあり花見客で賑わうそうです。

川と緑で景勝地としても有名です。静かな川の流れと豊富な樹木や植物、集まる鳥たちに癒される時間。

田辺聖子の「女の日時計」や宮本輝の「青が散る」などには夙川の桜など夙川を舞台にした作品も多く、文学散歩としても知られているそうです。

美しく人の心を豊かにしてくれる光景は、西宮の方が大切にされている場所なんだろうなと感じました。