5月12日に私は、和歌祭りを見てきました。和歌祭というのは、毎年5月に行われる紀州東照宮の大祭。東照宮のある山のことを和歌山とかいて「わかさん」といい、一山を上げてお祭りをするという意味もあるんですって!
和歌祭の始まりは1622年だそうで、現在も行列の中にその頃の様子がわかる鉄砲衆なんかもいて、他のお祭のお渡り行列とは少し違うんですよ!
長い長い階段から神輿をおろすところは壮観すぎて、うっかり写真を撮り忘れました。この写真はおりてきた神輿を担いでいるところですが、十分迫力は伝わりますよね!
この階段を神輿がおりてきたんですよ!
「全国に類を見ない祭」だといわれて、県外からも沢山の人がやってくるのも納得ですよね。和歌山の人たちは、誇りをもってこの祭りを受け継ぎ、将来に伝承していこうと守っています。
お祭の構成ははじめは、紀州徳川家が中心に、行列の各芸技種目のすべては「株」組織で構成されていたんだそうです。見ていると、すべての「株」は家臣団が、名誉をかけて、その技術を代々、受け継いできたその重みを感じました。