今回ご紹介するスポットは、市指定文化財で以前にもこのサイトでご紹介した事がある「那珂湊反射炉跡」です。今回は那珂湊反射炉跡の事を少し詳しくご紹介したいと思います。
那珂湊反射炉跡とは、Wikipediaによると「海防のための鉄製大砲の鋳造を目的に、徳川斉昭が江戸幕府から多額の資金を借りて建設したもので、安政2年(1855年)に第一炉、安政4年(1857年)に第二炉が完成した。ここで鋳造された大砲はおよそ20門に及び、各地の台場に据え付けられた。」と記載されており、また貰ってきたパンフレットによると「安政4年(1857)に完成した水戸藩営大砲鋳造所。オランダの技術により大型金属溶解炉が2基建設され、約20円の大砲が鋳造された。元治甲子の乱(1864・美務霓の乱)で破壊されたが、昭和12年に模型が復示された。」と似たような説明書きがされていました。
那珂湊反射炉の歴史に徳川家と少し関係があったなんでとても意外な発見だなと思いました。
那珂湊反射炉跡の敷地には、復元された鉄砲や「煉瓦焼成窯(れんがしょうせいがま)」という窯があります、そして公園の出入り口にはこちらもこのサイトで紹介した事がある「水戸藩江戸上屋敷移築勅使門」(別名「山上門(さんじょうもん)」)という時代劇に出てきそうな渋くてカッコいい門があります。
もし、関東で復元でも良いから反射炉が見てみたい方は是非みに来てみては?

「那珂湊反射炉跡・煉瓦焼成窯」
住所:〒311-1223 茨城県ひたちなか市栄町1丁目10
アクセス方法:ひたちなか海浜鉄道湊線那珂湊駅から徒歩約9分
駐車場:あり

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