京都で運動系の神様と言えば、下鴨神社の敷地内にある河合神社の更に末社、任部社が有名です。
任部社にはサッカー協会のモチーフである八咫烏が祀られているからです。

しかしもう1つ、球技全般の神様として有名な神社をご存じでしょうか?
それは白峯神社です。

白峯神社には蹴鞠の守護神といわれている「精大明神」が祀られています。
今はオリンピックの開催期間中なので行ってきました。

まずは「神門」から。
正直スポーツに興味がない私は、この神社は最近まで知りませんでした。
行ってみると境内が楽しかったので、2回に分けて書きます。

分かりやすいように公式から境内図を拝借しました。
結構広くて、末社も多かったです。

神門を入ってすぐに拝殿が見えます。
右が「左近の桜」、左が「右近の橘」、正面が「拝殿」です。
右と左は神様から見てなので、私達から見ると逆になります。

まずは奥の本殿へ向かいました。
参拝しようとしたら、あれ?鈴が無い。
よく見ると賽銭箱の脇に何やら大きな丸いものが・・・
鈴~!こんなところに!

別に壊れているわけではありません。
写真の上の方で参拝の仕方の案内がチラ見えしていますが、まずは、

この鈴を持ち上げて振る!!

そんなに重くはなかったのですが両手じゃないと持てないです。

こんなん初めてやわ~と思い、ちょっとニヤニヤしながら振りました。
すっごく失礼。

その後は普通に参拝です。
参拝後は境内を散策させて頂きました。

まずは手水舎の奥にある小賀玉(おがたま)の木
神社にはよくある木ですが、こちらは京都市内で最大のもので、京都市指定天然記念物となっています。

そして「蹴鞠の碑」。
石碑に埋め込まれている丸い石は「撫で鞠」と呼ばれ、回すと球技が上達するそうです。
参拝方法は石碑の前に書いてありますので、ちゃんと読んでからにしてくださいね。

そしてこちらの鞠庭で毎年、蹴鞠奉納が行われています。
2024年は4月14日、すでに終わっていました。

そして社務所脇には多くの奉納が・・・
蹴鞠で有名なのでサッカーボールが多いですが、他の競技のボールやバトミントンのシャトルもあります。
奉納はここだけでなく末社の地主社にも納められていました。

次は面白い末社をご紹介します。


よければこちらもご覧ください。



白峯神宮(しらみねじんぐう)
住所:京都府京都市上京区飛鳥井町261
参拝時間:8:00~17:00
拝観料:無料
その他:駐車場は境内(数台分)と神宮裏(大型バス可)があります。