大阪府大阪市浪速区元町、なんば駅から徒歩約6分のところにある「難波八阪神社」。
御祭神は素戔嗚尊(スサノオノミコト)、奇稲田姫命(クシイナダヒメノミコト)、八柱御子神(ヤハシラミコノミコト)です。
創建年月日などは不明。もとは神仏混淆でしたが維新後、神仏分離により寺は廃絶し、明治5年(1872年)に郷社となりました。現在のご本殿は、昭和49年(1974年)5月に完成したそうです。
大阪の街の中に突如として在るこちらの神社は、現在観光客、特に外国人に人気です。
実際参拝に訪れた日も、多くの観光客が写真を撮りまくっていました。
その理由は、本殿前にあるこの「獅子殿」です。
見てください、このインパクト。道路からも見えるので普通に歩いていても、え!?って二度見するくらいの存在感です。

この「獅子殿」、高きは12メートル、奥行き7メートル、幅7メートルあり、 昭和49年(1974年)5月に本殿竣工と共に建立されたそう。
鉄骨・鉄筋コンクリートで建てられた珍しいもので、殿内の一部木造、外観は銅粉吹き付け合成樹脂仕上げで、興味深いことに、内部神殿には御祭神である素盞嗚尊(スサノオノミコト)の荒魂を祀る、唐櫃上加賀獅子一対奉安、獅子の二十四の歯、目の周りは、真鍮製 折腰格天井にはめ込まれている鳳凰の彫刻は、全て手彫りでその意匠が異なっております。又目はライト、鼻はスピーカーの役割を果たしているというからおもしろい。
本殿でお参りした後は、インパクトのある「獅子殿」を自分の勝機のお守りにゲン担ぎで瞼に焼き付けて祈りましょう。
「獅子殿」の獅子の大きな口は、勝利を呼び、邪気を飲み勝運(商運)を招くと、学業向上、就職、入試、会社発展を祈願するために、全国各地からのご参拝が絶えないそうです。

写真映えしますが、まずは神聖な気持ちで参拝して規律を守って訪れたい場所です。