お盆が過ぎてさすがにそろそろ秋風が吹き始めても良さそうなのですが、相変わらず昼間は30℃超えの宮城県です。夏の疲れも出て来る頃なので、半日で回れて充分満足できるところは無いか?と探してみました。
行先を「秋保・作並方面」と決めて友達と8時半に待ち合わせました。
秋保(あきう)・作並(さくなみ)と言えば、どちらも「仙台の奥座敷」の異名を持つ二大温泉地です。秋保は太白区、作並は青葉区と区は異なりますが、どちらも山形県に出るように道が続いています。この作並街道の途中に「鳳鳴四十八滝」(ほうめいしじゅうはちたき)という名所があるんです。
名所の割には秋保大滝ほどの知名度もあまりないので、休日に行っても混み合うことはありません。広い駐車場があり、そこから滝見台までは徒歩2分。
ほとんど手つかずの大自然に囲まれて、聞こえるのは葉擦れの音と水の音、鳥のさえずりくらいです。秋保が「動」なら、こちらは「静」の滝です。
こちらが滝見台です。下に降りる事は出来ないので撮影もここからのみ。「誰が撮ってもそれなりに見える」写真が撮れるそうですよ。
仙台市内を流れる広瀬川の上流に当たるので水がとても豊富で綺麗です。
さて、今回のプチ避暑ではここ作並から秋保へ抜けます。1本道ではありますが、車で20分程で長袋(ながぶくろ)の秋保中学校のあたりに出られます。
そこから有名旅館が立ち並ぶ温泉街まで10分。11時のランチの時間に丁度良く目的地に着きました。何も知らずに休日に行ったら2時間待ちは当たり前。の人気店「ドットーレ」。平日でも既に並んでいる人が数名。
イタリアンではなく「ピザ」だけのメニューで、お値段もそれなりなんですが、味は絶品!今回は友達とシェアして季節限定の「桃の乗ったクワトロフォルマッジ」を頼んでみました。外れなし!思わず頬がゆるむ美味しさに感動の嵐です!
次々とお客さんが来るので30分ほどで店を出ましたが、お腹は大満足。財布も少々涼しくなりましたが、12時半には帰宅。4時間ほどのドライブでも充実した時間になりました。この「普通は考えない組み合わせ」のプチ避暑(旅行)、予想外に楽しかったので、そのうちまた考えてみようと思います。