平安神宮には広大な神苑があります。
普段から公開されていますが、600円の拝観料が必要です。

しかし毎年2回だけ無料で神苑が見られます。

これは行くしかない!!

というわけで初めて神苑を拝見しました。
まずは平安神宮の中にあった境内図。
平安神宮の境内はかなり広々とした作りになっていて、他の神社と比べてあまり見るものが無いという印象でした。

初詣にも何度か行っていますが、正面の應天門(おうてんもん)」をくぐると拝殿にあたる「大極殿(だいごくでん)」まで凄く遠いのに何もない状態です。

地図で見ると真ん中の白いところが境内です。

ちょっと境内の周り広くない?

無料公開の日程は6月上旬(毎年変わる)と9月19日、この日は参拝客も多いです。
ちなみに神苑は「南神苑・西神苑・中神苑・東神苑」と4つが繋がっています。

では行ってみましょう!

入って綺麗な庭園を見ていると、南神苑の一番南側に私の大好きなものが!
電車!!かなり古い?!

こちらは「京都市交通局二号電車」です。
明治44年に製造された、現存する日本最古の路面電車です。

見ての通りボロボロですが、これを修復すべくクラウドファンディングが行われています。

いつも境内のトイレを借りる際に柵越しにチラ見えしていましたが、神苑に入るとしっかりと見られるのですね!
知らずに神苑に入って見つけてテンションが上がったのは言うまでもありません!

ふぅ・・・
一旦落ち着いてちゃんと神苑を見ましょう。

と言っても特に説明することが無いので写真を貼っていきます。
順番が間違っていたらすみません。

この辺りは西神苑だったと思います。
そして中神苑に入ると・・・
え?こんなところに神社?!

地主社」が祀られていました。
神苑内の神社はこちらだけです。

西神苑と中神苑は池を中心として森のような空間が広がっています。

そして東神苑。
左側が「泰平閣(たいへいかく)」で渡り廊下のような造りになっています。
右側の建物が「尚美館(しょうびかん)」と呼ばれる貴賓館で、元々は京都御所にあったそうです。

こうやって見るとくっ付いているように見えますが、結構離れています。

そして神苑の出口近くには・・・
謎の石柱。
こちらは三条大橋や五条大橋に使われた昔の橋脚だそうです。

それ以外にも茶室の澄心亭(限定公開)・茶店の東屋・結婚式場もあります。

ちなみに行ってから知ったのですが(リサーチ不足!)平安神宮は2024年7月から、建物の耐震工事や塗装工事のため拝殿に足場が組まれています。

改めて来るかぁと思っていたら、境内全ての建物の改修工事は2030年まで続くとのこと!

いや、長すぎ!

というわけで過去写真を引っ張り出してきて、次回は境内のご紹介をしようと思います。


よければこちらもご覧ください。



平安神宮
住所:京都府京都市左京区岡崎西天王町97
参拝時間:3月15日~9月30日は6:00~18:00(入場は17:30まで)
     季節により時間が変わるので注意
拝観料:神苑は大人600円(各種割引あり)
その他:お車の方は周辺の駐車場をご利用ください