さて、10月も本日までとなりました。明日からは霜月。仙台せりが旬を迎え「仙台せり鍋」の季節がやってきます。

11月3日(日)には名取市の閖上港(ゆりあげこう)で『せり鍋まつり』が行われ、朝6時から「仙台せり鍋」のお振舞いがあります。その数2000食。大人気のイベントなので、油断しているとあれよという間に終了になりますので、参加する方は相当早い時間から並ぶ覚悟が必要です。

2024年11月3日(日)せり鍋まつり開催!

地元の味覚満載!伊達政宗公も愛した名取のセリを使用した「せり鍋まつり」を11月3日(日)6時から開催。名取のせり鍋を2,000食を無料でおふるまいいたします。■「名取のセリ」と「せり鍋まつり」開催の背景名取市のセリ栽培の歴史は古く、元和(げんな)年間(1620年)に野生のセリの栽培をしていたとする文献があり、安永年間(1770年)にはセリ栽培の普及が始まったといわれています。仙台藩主・伊達政宗公が連歌の席でセリにちなんだ句を詠んだことからも、セリが伊達家に愛されていたことが伺えます。名取のセリは市場では「仙台セリ」として知られ、生産量は全国でもトップクラス。県内生産の約8割が名取市で生産されています。セリ鍋とは名取のセリの風味豊かな香りと、シャキシャキとした食感が特徴。鶏肉や地元産の野菜など、旨みが凝縮された絶品鍋です。仙臺鍋まつりで2年連続グランプリを受賞した名取のセリ生産者が作る本場の味を是非ご堪能ください。(※名取市観光物産協会公式サイト及び名取市制作のセリ本から一部引用しています)■せり鍋まつり 開催内容先着2,000名様に、名取特産のセリをふんだんに使った「セリ鍋」を無料でご

https://www.yuriageasaichi.jp/post/serinabe-fes2024

今年の「せり鍋まつり」は東北・みやぎ復興マラソンと同じ日。まつり会場周辺も交通規制が行われるのでマイカーの方は事前に確認しておいてくださいね。
この季節になると、スーパーの店頭に朝採れの色鮮やかなセリが並びます。同じ場所で「せり鍋のつゆ」等がズラリと並ぶので、家でも「せり鍋」は作れます。しかしやはり一度は専門店で食べて頂きたい。普段はほとんど使わない「鴨肉」のコクのある味わいと、新鮮なセリの爽やかさが絶妙に美味しいんです。
せり鍋の店おススメ3選!どこも人気店なので予約必須です。

「いな穂」(青葉区)
せり鍋発祥の店といわれています。具材も「せり」のみです。
「草庵」(青葉区)
自ら「せり鍋の店」と名乗るほどの人気店。
「わのしょく二階」
オリジナルのせり鍋は鴨の肉団子が特徴。