9
六角堂の見どころ①聖徳太子にまつわる伝説

観光・レジャー
京都府・河原町・烏丸・大宮
「紫雲山 頂法寺」は、聖徳太子が創建したお寺で通称六角堂と呼ばれています。奈良にいた聖徳太子が、なぜ京都にお寺を建立したのでしょうか。今回はその伝説に触れてみたいと思います。

用明天皇の時代、聖徳太子は四天王寺建立のために材木を求めて京都へ訪れました。その際、沐浴した池の跡が境内の北側にあります。

沐浴中、聖徳太子は首にかけていた持仏を木の枝にかけていました。その持仏が木から動かなくなり「ここに御堂を建ててほしい」と言ったのだとか。

聖徳太子が沐浴したという池は当時のままではありませんが、この辺りで沐浴したのかと思うと、なんだか不思議ですね。今は、白鳥が泳ぐ池になっています。

池の横には本堂とは別に御堂も建てられていました。
なぜ六角堂が六角形になったのか、ということにも触れておきます。
御堂の建立を決意した聖徳太子の夢に老婆が現れ、「近くに毎朝紫雲がおりてくる杉の樹がある」と教えてくれたのだそう。杉の木の幹は六つに分かれていて、太子がそれらの幹を六つの柱としてお堂を建てたため、意図せず六角形になったのだとか。
紫雲山という山号も、この伝説が関係しているようですね。

六角堂の隣にあるビルからは、屋根の形を上から見ることができます。
六角堂にはまだまだ見どころやエピソードがあるので、また別の記事で紹介したいと思います。
六角堂(頂法寺)の情報
京都市中京区六角通東洞院西入堂之前町248拝観時間:6:00~17:00